弊社代表の林が合同会社 LOCUS BRiDGE代表の黒瀬啓介氏と執筆した、「自治体のふるさと納税担当になったら読む本」(学陽書房)が2023年3月上旬 に出版されます。
自治体のふるさと納税担当になったら読む本 - 株式会社 学陽書房 (gakuyo.co.jp)
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【書籍概要】
ふるさと納税の「現場のプロ」が詳解! 担当者必読! 事業者との関わりからさまざまな寄付の受付け方まで全ノウハウがわかる本!
◆本当にいい制度なの?指定取り消しって?さまざまな疑問をすっきり解消!
比較的新しい制度であり、どんどん市場規模も拡大するふるさと納税制度。
他部署と類似性のあまりない業務を、担当者としていきなりこなすことになったあなた。
ふるさと納税制度には、いろいろな議論があり、自分はどんなモチベーションで取り組めば良いのか悩むこともあるでしょう。
そんな等身大の疑問を紐解く、ふるさと納税第一人者の著者渾身の業務ノウハウ本です!
◆基本から応用まですっきりわかる!
生産者・事業者と正面切って関わりながら、寄付者との関係作りに工夫を凝らし、一方で税制度を熟知して、寄付金の使い道にも神経を尖らせる、非常に複雑かつ多岐に渡る業務が特徴のふるさと納税担当。担当者が知りたいスケジュール、コミュニケーションスキル、業務を適切に回していくノウハウについて、細やかな具体例を挙げながら、著者が丁寧にまとめています。
◆特殊な事例も盛り沢山!
災害対策やクラウドファンディングなど、気になる特殊な自治体事例も満載!自分の自治体にあったふるさと納税のやり方、目指すべき寄付金の使い道が必ず見つかります!
【目次】2022/12/12現在。変更の可能性あり
1章 ざっくりわかる! ふるさと納税担当の仕事へようこそ
-1 ふるさと納税担当の仕事って?
-2 ふるさと納税制度のしくみ・理念
-3 ふるさと納税担当の業務リスト
-4 ふるさと納税担当の年間スケジュール
-5 ふるさと納税担当に必要な3つのスキル
2章 ここは押さえる! ふるさと納税制度のしくみ
-1 制度の成り立ちから今
-2 住民から見た制度のしくみと目的
-3 指定取り消しを防ぐ 総務省の各種基準
【事例】寄付者から見たふるさと納税(埼玉県北本市)
3章 基本的な事務作業! 日々の定型業務
-1 管理システムの導入・運用
-2 寄付受付・よくある問合せ
-3 寄付金受領証明書・ワンストップ申請書の発行業務
-4 寄付者目線で返礼品事業者発注・配送管理
-5 ワンストップ申請書処理の流れ・基金繰入・積立処理
4章 事業者&寄付者のためになる返礼品
-1 地域を安売りしない返礼品の意義
-2 返礼品提供事業者・生産者との向き合い方
-3 返礼品提供事業者・返礼品の集め方
-4 見せ方で変わる! 返礼品情報掲載のコツ
-5 パッケージ開発・返礼品発送のポイント
-6 ふるさと納税のその先へ
【事例】ふるさと納税をきっかけに海外進出(長崎県平戸市)
5章 その場限りにしない! 寄付者との関係作り
-1 ふるさと納税を通した地域のファンづくりとは
-2 地域のファンづくりのポイント
【事例】統一したデザインと丁寧な寄付者へのアプローチ(山形県朝日町)
-3 関係人口・交流人口拡大のための寄付者向け施策
【事例】ふるさと納税を活用した伝統工芸の復興と新たなファン確立へ(山形県天童市)
【事例】県と市町で手を取り合って広域での地域の魅力発信(三重県玉城町)
【事例】コロナ禍を逆手にオンラインイベント(大分県臼杵市)
【事例】寄付者はもっとも大切にすべき関係人口(福井県坂井市)
6章 地域のためになるか考える ポータルサイト・中間事業者活用
-1 各種ポータルサイトの特徴
-2 ポータルサイト導入・告示
-3 中間事業者導入のメリット・デメリット
【事例】段階的に委託を受ける(埼玉県北本市)
【事例】一括業務委託から自営へ切り替え(福岡県北九州市)
【事例】くりおこ地域おこし協力隊をベースに中間事業者を立ち上げ(北海道栗山町)
7章 ふるさと納税の本質はここにある 寄付金の使い道
-1 使い道の意味を考える
【事例】自発の地域作り「NPO等指定寄付金」(佐賀県)
【事例】市民の市民による市民のためのふるさと納税(福井県坂井市)
【事例】島の未来に投資する未来共創基金(島根県海士町)
-2 プロジェクトに寄付するGCF(ガバメントクラウドファンディング)
【事例】市民提案型でプロジェクトを決定(埼玉県北本市)
【事例】台風被害に遭った事業者をふるさと納税で支援(千葉県南房総市)
【著者について】
・黒瀬啓介(くろせけいすけ)
合同会社 LOCUS BRiDGE CEO 最高経営責任者 株式会社UI代表取締役
1980年長崎県平戸市出身。2000年に平戸市役所に入庁。2012年4月から移住定住推進業務とともにふるさと納税を兼務で担当。2013年8月に全国に先駆けカタログポイント制の仕組みを導入し、本格参入した平成26年度には、全国初の寄付金額10億円突破、そして寄付金額日本一を達成。以降、ふるさと納税の使途を明らかにした「ありがとう」の動画制作、平戸市ふるさと納税特設サイトの開設、首都圏における平戸市ふるさと納税大感謝祭
など積極的に事業展開を行う。2019年平戸市役所を退職し独立。合同会社 LOCUS BRiDGEを設立。株式会社トラストバンクにてふるさと納税エバンジェリストも務める。2022年4月株式会社 UIの代表取締役にも就任。
・林博司(はやしひろし)
パブリシンク株式会社代表取締役 合同会社 LOCUS BRiDGE COO 最高業務執行責任者
大学在籍時、元総務大臣・鳥取県知事である片山善博教授の研究室1期生として地方自治を専攻。2010年に北本市役所に入庁。2019年からシティプロモーション・ふるさと納税を担当。シティプロモーションでは、まちへの3つの意欲指標(推奨・参加・感謝)を高める「&green」の取組みを実施。2021年シティプロモーションアワード金賞、2022年全国広報コンクール最高賞である内閣総理大臣賞を受賞。ふるさと納税では、市民提案型ふるさと納税クラウドファンディングの創設、寄付の使い道にシティプロモーション事業「&green」を設定するなど、寄付額の向上だけでなく、寄付を地域に活かす仕組みづくりと、その内容のPR を実施。結果寄付額は1億円から9億円へと向上。2021年「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021」受賞。2022年北本市役所を退職し独立。パブリシンク株式会社設立。合同会社 LOCUS BRIDGEに参画。